1週間3,000円でも満足できる食生活は作れる!
「節約しよう」と思って食費を削っても、栄養が偏ったり食事が味気なくなったりして続かない…そんな経験はありませんか?
私も一人暮らしを始めた頃、安さ重視でインスタント食品ばかりに頼り、体調を崩してしまった時期がありました。
しかし、食材の選び方と使い回しを工夫することで、無理なく1週間3,000円以内の献立を実現できるようになりました。
この記事で紹介する内容
- 1週間3,000円で組める実際の節約献立例
- 栄養バランスを崩さずにコストを抑える食材選び
- まとめ買い&保存テクニックでロスを防ぐ方法
- 失敗しやすい節約の落とし穴とその回避策

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節約献立を成功させるための基本ルール
「1週間3,000円」は計算上は可能ですが、行き当たりばったりで食材を買うとほぼ失敗します。成功のためにはルールを先に決めることが重要です。
基本ルール3つ
- メイン食材を3〜4種類に絞る(鶏むね肉、豆腐、もやし、卵などコスパの高い食材を中心に回す)
- 買い物は週1〜2回まで(買う回数が増えると「ついで買い」が増えるため。業務スーパーや地域の特売日を活用)
- 冷凍・作り置きを前提に献立を考える(食材を使い切る前提でメニューを決め、保存テクニックを活用)
失敗あるあると回避法
失敗パターン | 原因 | 回避策 |
---|---|---|
同じ食材ばかりで飽きる | 献立の幅が狭い | 調理法を変える・味付けのレパートリーを増やす |
買いすぎて腐らせる | まとめ買い後の計画不足 | 冷凍保存・先に加熱処理して保存 |
栄養バランス崩壊 | 安さだけで選ぶ | たんぱく質・野菜・炭水化物をバランスよく組み合わせ |

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1週間3,000円の節約献立例
では実際に、私が実践している1週間3,000円以内の献立例をご紹介します。
食材は業務スーパー・地域スーパーの特売・ふるさと納税を活用しています。
献立のポイント
- 1食あたり約140円前後を目安に設定
- メイン食材は週でまとめ買い
- 調味料はストック品を利用(コスパ良い調味料は別記事で紹介)
曜日 | 朝食 | 昼食 | 夕食 |
---|---|---|---|
月 | 卵かけごはん+味噌汁 | 豆腐と野菜の炒め物 | 鶏むね肉の照り焼き+キャベツ |
火 | 納豆ごはん+漬物 | 具沢山スープ+パン | 豚こま生姜焼き+もやしナムル |
水 | オートミール+ヨーグルト | 冷やしうどん+天かす | 野菜たっぷりカレー |
木 | トースト+バナナ | チャーハン | サバ缶味噌煮+ほうれん草のお浸し |
金 | ごはん+卵焼き | 野菜スープ+おにぎり | 鶏むね肉と野菜の蒸し焼き |
土 | おにぎり+味噌汁 | 焼きそば | 豆腐ハンバーグ+野菜炒め |
日 | 納豆ごはん+味噌汁 | カレーうどん | 鮭のホイル焼き+サラダ |

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コスパ最強の食材選びと使い回し術
節約献立を成功させるには、安くて栄養価が高く、保存性のある食材を押さえることが重要です。私が実際に使っているコスパ食材と、その使い回し例を紹介します。
主食系
米(ふるさと納税の無洗米を活用すると年間で数千円節約可能)
オートミール(朝食・おかゆ・リゾットに応用可)
冷凍うどん(業務スーパーなら5玉200円台)
タンパク質
鶏むね肉(茹で・焼き・蒸しで味変しやすい)
豆腐(冷奴、味噌汁、炒め物、ハンバーグのつなぎに)
卵(1パック200円前後、万能食材)
野菜
もやし(炒め物、スープ、ナムル)
キャベツ(生・炒め・煮込みまで万能)
冷凍野菜(ブロッコリー、ほうれん草など下処理不要)
食材 | 価格目安 | 保存期間 | 活用例 |
---|---|---|---|
鶏むね肉 1kg | 700円 | 冷凍1ヶ月 | 蒸し鶏、唐揚げ、炒め物 |
豆腐 3丁パック | 120円 | 冷蔵5日 | 冷奴、炒め、味噌汁 |
もやし 1袋 | 25〜35円 | 冷蔵2日 | ナムル、炒め、スープ |

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1週間3,000円以内で作る節約レシピ集(1人分)
【月曜日】
【月曜日】朝食:卵かけごはん+味噌汁
材料
- ごはん 150g/卵 1個
- 醤油 少々/味噌 小さじ2/わかめ 少々/ネギ 少々
- 温かいごはんに卵を割り入れ、醤油をかける。
- 味噌汁は鍋でわかめとネギを煮て味噌を溶かす。
節約ポイント
・味噌汁は多めに作り、翌朝も使い回す。
【月曜日】昼食:豆腐と野菜の炒め物
材料
- 木綿豆腐 半丁(150g)
- もやし 1/2袋/にんじん 1/4本
- 醤油 大さじ1/みりん 大さじ1/ごま油 小さじ1
- 豆腐は水切りをする。
- フライパンで野菜を炒め、豆腐を加えて調味料で味付け。
節約ポイント
・3丁パックの豆腐を活用すれば1食40円以下に。
【月曜日】夕食:鶏むね肉の照り焼き+キャベツ
材料
- 鶏むね肉 100g
- キャベツ 2枚(千切り)
- 醤油 大さじ1/みりん 大さじ1/砂糖 小さじ1
- 鶏むね肉をそぎ切りし、軽く塩を振る。
- フライパンで焼き、調味料を加えて煮詰める。
- 千切りキャベツを添える。
節約ポイント
・鶏むね肉は小分け冷凍でロス防止。
【火曜日】
【火曜日】朝食:納豆ごはん+漬物
材料
- ごはん 150g/納豆 1パック
- 漬物 適量
- 納豆を付属のタレと混ぜ、ごはんにかける。
- 漬物を添える。
節約ポイント
・納豆は3パック100円前後、漬物は自家製が安い。
【火曜日】昼食:具沢山スープ+パン
材料
- 冷凍ブロッコリー 50g/玉ねぎ 1/4個/にんじん 1/4本
- コンソメ 小さじ1/食パン 1枚
- 野菜を切る。
- 鍋に水200mlと野菜・コンソメを入れ、煮る。
- 食パンを添える。
節約ポイント
・冷凍野菜で下処理不要&ロス防止。
【火曜日】夕食:豚こま生姜焼き+もやしナムル
材料
- 豚こま切れ肉 80g/しょうが 小さじ1
- 醤油 大さじ1/みりん 大さじ1
- もやし 1/2袋/ごま油 小さじ1/塩 少々
- 豚肉を調味料としょうがで5分漬ける。
- フライパンで焼く。
- もやしは茹で、ごま油と塩で和える。
節約ポイント
・生姜チューブで時短、もやしは特売時に3袋購入が◎。
【水曜日】
【水曜日】朝食:オートミール+ヨーグルト
材料
- オートミール 30g/牛乳 100ml
- プレーンヨーグルト 50g/バナナ 1/2本
- オートミールを牛乳で1分レンジ加熱。
- ヨーグルトとバナナを添える。
節約ポイント
・オートミールは1食20円以下、バナナは冷凍保存で長持ち。
【水曜日】昼食:冷やしうどん+天かす
材料
- 冷凍うどん 1玉
- めんつゆ(3倍濃縮) 大さじ2/天かす 大さじ2/ネギ 少々
- うどんを茹でて冷水でしめる。
- めんつゆをかけ、天かすとネギを添える。
節約ポイント
・冷凍うどんは5玉200円台でコスパ抜群。
【水曜日】夕食:野菜たっぷりカレー
材料
- 鶏むね肉 100g/玉ねぎ 1/2個/にんじん 1/2本/じゃがいも 1個
- カレールウ 1片/水 200ml
- 肉と野菜を一口大に切る。
- 鍋で炒め、水を加えて煮込む。
- ルウを溶かして完成。
節約ポイント
・2日分作り、翌日はカレーうどんにアレンジ。
【木曜日】
【木曜日】朝食:トースト+バナナ
材料
- 食パン 1枚/マーガリン 適量
- バナナ 1本
- 食パンを焼き、マーガリンを塗る。
- バナナを添える。
節約ポイント
・食パンは冷凍保存で1斤無駄なく消費。
【木曜日】昼食:チャーハン
材料
- ごはん 150g/卵 1個/ネギ 少々
- 醤油 小さじ1/鶏がらスープの素 小さじ1/2/ごま油 小さじ1
- ごま油で卵を炒める。
- ごはんを加えてほぐし、調味料とネギで味付け。
節約ポイント
・冷やごはん活用で廃棄ゼロ。
【木曜日】夕食:サバ缶味噌煮+ほうれん草のお浸し
材料
- サバ缶 1缶
- ほうれん草 1/2束/醤油 小さじ1
- サバ缶は汁ごと温める。
- ほうれん草を茹で、醤油をかける。
節約ポイント
・サバ缶は特売時にまとめ買い。
【金曜日】
【金曜日】朝食:ごはん+卵焼き
材料
- ごはん 150g/卵 1個
- 砂糖 小さじ1/醤油 少々
- 卵に砂糖と醤油を混ぜ、フライパンで焼く。
- ごはんと一緒に盛る。
節約ポイント
・卵焼きは多めに作って冷凍すれば作り置き可能。
【金曜日】昼食:野菜スープ+おにぎり
材料
- キャベツ 2枚/にんじん 1/4本/玉ねぎ 1/4個
- コンソメ 小さじ1/ごはん 100g/塩 少々
- 野菜を小さく切り、鍋で煮る。
- コンソメで味付けし、おにぎりを添える。
節約ポイント
・スープは多めに作って翌日分も確保。
【金曜日】夕食:鶏むね肉と野菜の蒸し焼き
材料
- 鶏むね肉 100g/キャベツ 2枚/もやし 1/2袋
- ポン酢 大さじ1
- 材料を食べやすく切る。
- フライパンに並べて水大さじ2を入れ、蓋をして蒸し焼きに。
- ポン酢をかけて食べる。
節約ポイント
・蒸し焼きなら油不要でヘルシーかつ節約。
【土曜日】
【土曜日】朝食:おにぎり+味噌汁
材料
- ごはん 100g/塩 少々
- 味噌 小さじ2/わかめ 少々
- ごはんを塩で握る。
- 味噌汁を作って添える。
節約ポイント
・塩おにぎりは具なしでも満足感あり。
【土曜日】昼食:焼きそば
材料
- 焼きそば麺 1袋/キャベツ 1枚/もやし 1/2袋
- 焼きそばソース 大さじ2
- 野菜を炒め、麺を加えてほぐす。
- ソースで味付けする。
節約ポイント
・麺は特売で1袋30円台で入手可能。
【土曜日】夕食:豆腐ハンバーグ+野菜炒め
材料
- 木綿豆腐 150g/鶏ひき肉 80g/玉ねぎ 1/4個
- 醤油 大さじ1/片栗粉 大さじ1
- 材料を混ぜて形を作る。
- フライパンで両面焼く。
- 付け合わせに野菜炒めを作る。
節約ポイント
・豆腐でかさ増しして肉代を節約。
【日曜日】
【日曜日】朝食:納豆ごはん+味噌汁
材料
- ごはん 150g/納豆 1パック
- 味噌 小さじ2/わかめ 少々
- 納豆をごはんにかける。
- 味噌汁を作る。
節約ポイント
・納豆はまとめ買いで冷凍保存可能。
【日曜日】昼食:カレーうどん
材料
- 冷凍うどん 1玉/前日のカレー 1/2杯分
- めんつゆ 大さじ1
- うどんを茹でる。
- カレーとめんつゆを混ぜて温め、うどんにかける。
節約ポイント
・前日のカレーをアレンジして飽き防止。
【日曜日】夕食:鮭のホイル焼き+サラダ
材料
- 生鮭 1切れ/玉ねぎ 1/4個/きのこ類 適量
- 塩こしょう 少々/バター 5g
- ホイルに材料をのせて包む。
- フライパンまたはオーブンで蒸し焼きにする。
節約ポイント
・冷凍鮭をまとめ買いすれば安定した価格で確保可能。
節約を加速させる保存テクニック
せっかく安く買った食材も、腐らせてしまえば逆効果。保存方法を知ることは、節約の成功に直結します。
ポイント① 食材別の保存ルール
肉類
- 小分けにしてラップ+ジップロックで冷凍保存
野菜
- 冷凍向き(ほうれん草・きのこ類など)は下茹で後に冷凍
豆腐
- 冷凍すると食感が変わるが、煮込み料理では味が染みて美味しくなる
ポイント② 作り置き
週末に主菜・副菜を3品程度作り置きしておくと、平日の自炊が格段に楽になります。
例:鶏むね肉の塩麹漬け、きんぴらごぼう、キャベツの浅漬け

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実際の買い物例とコスト内訳
1週間3,000円以内で抑えた、実際の買い物例を示します。(価格は地域スーパー+業務スーパーの平均値)
食材 | 数量 | 価格 |
---|---|---|
無洗米 5kg | 1袋 | 1,800円(ふるさと納税利用なら実質無料) |
鶏むね肉 1kg | 1パック | 700円 |
豆腐 3丁パック | 1セット | 120円 |
もやし 3袋 | - | 90円 |
キャベツ 1玉 | 1個 | 180円 |
卵 10個 | 1パック | 200円 |
冷凍うどん 5玉 | 1袋 | 230円 |
納豆 3パック | 1セット | 100円 |
調味料・その他 | - | 約300円 |
合計:約3,000円(米をふるさと納税で確保すれば実質1,200円節約)
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よくある質問と実践のコツ
Q. 調味料代がかさんでしまうのですが?
A. 業務スーパーやネット通販で大容量を買い、少しずつ使うのが基本。特にしょうゆ・みりん・油はコスパ差が大きいです。
Q. 外食ゼロはきついです…
A. 無理にゼロにする必要はありません。週1回程度の外食を楽しみ、その分を平日の節約で調整しましょう。
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まとめ
ポイント総まとめ
- 1週間3,000円の食費でも、食材選びと保存の工夫で満足度は落ちない
- 米・鶏むね肉・卵・豆腐などのコスパ食材が基本
- 冷凍保存と作り置きで食材ロスを防ぐ
- 外食や嗜好品も計画的に取り入れると継続しやすい
まずは1週間だけでもこの献立法を試し、コストと満足度のバランスを実感してみましょう。
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