お弁当生活は節約の味方|続けるコツは「仕組み化」
「コンビニで済ませた昼ごはんが1食600円、週5日で3,000円、月で約1.2万円……」
そんな現実にハッとしたのが、私がお弁当生活を始めたきっかけでした。
でも、最初は続かず三日坊主。でも、ある工夫を取り入れてからは週5日ペースを半年以上継続中です。
こんな悩みありませんか?
- 節約できるお弁当の作り方がわからない
- 毎日のおかずを考えるのが大変
- 作り置きや冷凍がうまく活用できない
- 手間なく続けられる方法が知りたい
お弁当を「ラクに続ける」ことで、食費の節約だけでなく、健康面でもメリットを実感できます。

お弁当は本当に節約になる?|費用比較で見える効果
お弁当生活が節約につながるのは事実です。
実際、私もコンビニランチをやめてから月1万円以上の食費削減に成功しました。
以下は1食あたりの費用比較です。
項目 | 平均費用(1食) | 月20日換算の費用 |
---|---|---|
外食ランチ | 約800円 | 約16,000円 |
コンビニ弁当 | 約600円 | 約12,000円 |
自作お弁当 | 約250円 | 約5,000円 |
これだけでも、年間で13万円以上の差が出ます。
もちろん最初の数回は手間がかかるかもしれませんが、「作り置き×冷凍」の工夫を取り入れれば、負担は激減します。

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節約お弁当の基本方針|「飽きずに続く」がカギ
節約だけに目を向けすぎると、味気ないお弁当になってすぐに飽きてしまいます。
「見た目」「味」「作りやすさ」「保存性」をバランスよく意識するのが、長く続けるコツです。
主菜:味付き冷凍肉おかずでローテーション
主菜は3〜4種類をまとめて作って冷凍保存しておくと便利です。おすすめは以下の通り。
おすすめ主菜
- 鶏むね肉の照り焼き
- 豚こまのしょうが焼き
- 鶏ひき肉のつくね
- 白身魚の南蛮漬け(酢が傷みにくくしてくれる)
1食分ずつラップして冷凍すれば、朝はレンチンするだけ。
保存期間の目安は2〜3週間です。
副菜:野菜は茹でて冷凍 or 前日の残り物でOK
野菜は食材ロスが出やすいので、冷凍テクを活用します。
おすすめ副菜
- ブロッコリー、にんじん、ほうれん草は下茹でして小分け冷凍
- きんぴらごぼうやひじき煮は作り置きしてカップ冷凍
- 前日のおかずをリメイクして詰めても◎

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飽きずに続けるための献立ルール|色・食感・味を意識
節約お弁当が続かない理由のひとつが「飽きる」こと。
実は、お弁当の献立には3つのバランスルールを意識するだけで、簡単に「満足感」が出せます。
① 色のバランス(赤・緑・黄・茶を入れる)
見た目が単調だと食欲が落ちます。
以下のように色を意識するだけで、食欲がわくお弁当に変身!
色 | 食材例 |
---|---|
赤 | ミニトマト、人参のグラッセ、明太子 |
緑 | ブロッコリー、枝豆、ピーマンの炒め物 |
黄 | 卵焼き、とうもろこし、かぼちゃの煮物 |
茶 | 肉系おかず、きんぴら、コロッケ |
② 食感のバランス(柔・硬の組み合わせ)
柔らかいご飯や煮物ばかりだと物足りなく感じます。
揚げ物やシャキシャキ野菜を取り入れると◎。
おすすめの食感バランス
- やわらか系:卵焼き、煮物、炒り豆腐
- パリッと系:レンコンのきんぴら、鶏の唐揚げ、春巻き
③ 味のバランス(甘・塩・酸で変化を)
味付けの系統が偏ると、毎日同じような印象になります。
味のバランス例
- 甘:みりん多めの卵焼き、大学いも
- 塩:塩鮭、鶏塩だれ炒め
- 酸:酢の物、南蛮漬け

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実際に作っている節約お弁当の1週間例
私が実際に続けている、月1万円以内で収めた1週間のお弁当献立例をご紹介します。
すべて作り置き&冷凍で準備しているので、朝は詰めるだけで完成です。
曜日 | 主菜 | 副菜① | 副菜② |
---|---|---|---|
月 | 鶏の照り焼き | ひじき煮 | 卵焼き |
火 | 白身魚の南蛮漬け | ほうれん草のおひたし | かぼちゃの煮物 |
水 | 豚こまの生姜焼き | 小松菜のナムル | ミニトマト |
木 | 鶏団子の甘酢あん | ブロッコリー | 卯の花 |
金 | 焼き鮭 | レンコンのきんぴら | 枝豆 |
おかずの入れ替えや冷凍ストックを使い回すことで、毎週完全に同じにはならない工夫をしています。

よくある質問&失敗しないためのコツ
Q:冷凍したおかず、味落ちしないの?
→基本的には大丈夫です。
タレにとろみをつけたり、水分が多すぎる野菜を避けたりすることで、味落ちを防げます。
「冷凍→レンチン→水っぽい」を防ぐには、冷ましてから小分け冷凍+レンチン後に汁気を捨てるのがポイントです。
Q:作り置きしても傷まない?
→夏場などは不安ですよね。
その場合は「冷凍対応の作り置き」にしておくか、「保冷剤+保冷バッグの活用」がおすすめです。
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Q:手間が面倒で続かない…
→正直、私も最初の1週間は大変でした。
でも、次第に「考えずに詰めるだけ」な状態を作れるようになると、ストレスが減りました。
まずは「2日分」だけでも作り置きを始めてみましょう。

まとめ|節約お弁当生活は「ゆるく仕組み化」がカギ
お弁当生活は節約に大きく貢献する反面、「毎日作らなきゃ」と思い詰めると挫折しがちです。
大事なのは、作り置き・冷凍・ローテーションの仕組みを整えること。
今回のポイントまとめ
- 1食250円以下で、月1万円以上の節約が可能
- 作り置き×冷凍で朝の負担ゼロに
- 色・味・食感のバランスで飽きずに続く
- 冷凍保存や保冷グッズで夏も安心
- 最初は「週2日」から始めるのもOK

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